ヤマエ久野では、学生の学びの場としてインターンシップを実施しています。今回は中村学園大学栄養科学部から3名の学生が参加し、5日間のプログラムに取り組みました。
最終日の「商品開発」プログラムでは、3日前に産地訪問にていただいた「宝石野菜 白なす」をメインに使った商品の企画・試作を行い商談を想定したプレゼンテーションを実施しました。(産地訪問の様子はこちら)










初めての「白なす」調理では、水分量が想定量より多い点などに戸惑いながらも、見事に美味しい料理を完成させ、喜びの笑顔を見せてくれました。調理の合間、インターン生にお話しを伺いました。
Q. 生産者との対談から得た情報をどのようにメニュー開発に活かしましたか?
生産者との対談時に、白なすの食感はトロトロとしていて特徴的であることを聞きました。そこで、トロトロとした白なすの食感がアップルパイのりんごに似ていると想定し、キャラメル白なすパイを開発しました。想像以上にトロトロ食感がサクサクとしたパイ生地にマッチして美味しく出来上がりました。

Q. メニュー開発で大変だった事を教えてください。
「白なすのリゾットドリア」の調理工程で白なすの皮を器にするため、水分を飛ばす作業をしました。白なす自体が水分量が多い為、皮の水分が中々抜けなくて苦戦しました。いくつか試してようやく器として利用でき、白なすを存分に使った料理が完成しました。

Q. 今回のインターンシップの感想を教えてください。
インターンシップを通して卸業界の事業内容について理解を深めることが出来ました。これまで業界を絞って就職活動をしていましたが、視野を広げることが大切であることを学びました。
また、メニュー開発では、エイチアイ㈱様の白なすの特徴や味を生かしたメニューの開発は難しかったですが、非常にやりがいを感じることが出来ました。

その他の研修の様子↓



学生の皆さん1週間お疲れ様でした。今回のインターンシップでの経験が、皆さんの今後のキャリアを考える上で貴重な一歩となり、就職活動の一助となることを心から願っています。
今回のインターンシップへご協力いただきました皆様、有難うございました。