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ヤマエグループ社員インタビュー【ヤマエグローバル②】

海外事業の強化を目的として今年2月に設立したヤマエグローバル。今回は、イタリアへ海外赴任した経験があり、現在はヤマエグローバルに在籍する足立一平さんにインタビューしました。

Q.入社してからこれまでのキャリア、現在の仕事内容について教えてください。

入社後、ヤマエ久野 酒類福岡支店に配属になりました。営業担当のサポート役として店舗の棚割り作成に携わったのち、新人ながら数件のお取引先様も担当しました。私のキャリアの転機は、1年目の冬の出来事です。当時 ヤマエ久野の子会社として、イタリアでOriginal Japanという新会社が立ち上がり、現地で勤務する社員の社内公募がありました。この社内公募に応募して採用となり、入社2年目からイタリアに渡り3年間勤務しました。帰国後は現在に至るまで日本食品を中心に輸出業務に携わっております。

Q.イタリアでの仕事内容と赴任して大変だった出来事を教えてください。

イタリアでは、本格的な和食をテイクアウトで提供する「WARAI SUSHI」という店舗を展開しています。私は、各店舗を巡回し売上や在庫・スタッフの管理に携わりました。その中で一番大変だったことは、現地スタッフへの指導です。日本とイタリアとでは働き方に対する考えが全く違いました。最初は、スタッフが現場の判断で店舗運用に工夫を加えることがありました。柔軟性が高い一方で、原価管理や在庫管理にブレが生じることがあり、経理面での数字に差異が出てしまっていました。

ただ、その経験を通して「自由な発想を大切にしながら、全員が共通のルールに沿って動ける仕組みづくり」の重要性を学びました。具体的には、棚卸のプロセスを標準化し、数字の根拠をチームで共有する体制を整えました。その結果、スタッフの自主性を活かしつつも安定的に運営できるようになり、多様な人材をまとめるリーダーシップを実践する貴重な経験となりました。

Q.帰国してからの仕事内容、仕事のやりがいについて教えてください。

現在はアジア・ヨーロッパのお客様向けに輸出業務を行っており、日本の商品を全世界に広められる可能性にやりがいを感じております。輸出する際に、各国様々な規制があり、一概に全ての商品を簡単に輸出できるというわけではありません。各国のルールの中で商品を探す必要がありますし、お客様からは、商品に対する細かなリクエストが多いため、常に自分の知識の限界に挑戦させられる環境で、やりがいを感じると同時に大きなプレッシャーも伴っています!

Q.入社してからこれまで、一番心に残った経験は何ですか?

入社1年目の酒類福岡支店時代に、自分の提案した商品が売り場に初めて並んだ時は、「自分が世界の一部を動かしている」と感じました。海外営業を始めてからも、世界各国で輸出に携わった商品を見るときは今でも感動を覚えます。

Q.これからやっていきたいことや将来の目標があれば教えてください。

「新規取引先国」を更に増やしていきたいです。特に九州商材の素晴らしさを世界に広めていきたいと考えております。その中で日本食を通じてその国の人や文化を知り、多角的かつ柔軟な思考が出来る人材になれるように頑張ります!

足立さんは、イタリアに赴任して元々得意であった英語だけでなくイタリア語も習得したということで赴任期間にたくさんの経験や知識を得ることができたようです。
足立さん、改めてインタビューにご協力いただき有難うございました!

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