10月16日、ヤマエグループであるＦアンドＳ傘下であるカネシメイチの新造船竣工式が静岡県焼津市にて行われました。新造船「第十八亀洋丸（きようまる）」は、遠洋カツオ一本釣り漁船です。およそ30名の乗組員が乗船し、長い時には2ヶ月間港を離れ、大海原へ出航します
関係者の皆様より送っていただいた大漁旗がはためき、竣工を祝っているかのようでした。
竣工式の前に、焼津港で「第十八亀洋丸」の内覧会も行われました。船内には、洗濯スペースや、食堂、浴室（海水を利用）もあり、ネット環境も整っています。
内覧会に続き、ホテルで開催された竣工式では、ヤマエグループ会長の網田より「この『第十八亀洋丸』は、高鮮度・高品質のカツオの安定供給をさらに強化する存在となると同時に、ヤマエグループの事業領域拡大の一翼を担ってくれるものと期待しております」との挨拶がありました。
カネシメイチは、創業より遠洋カツオ一本釣りを運航しています。「一本釣り」の漁法は魚に与えるストレスを最小限に抑え、鮮度と旨味を保ったまま漁獲するという品質にこだわった漁法です。この価値を次世代に継承し、水産業・一次産業者へさらに貢献していきます。