9月16日、当社グループのTATSUMI主催『TATSUMI FOOD&WINE FAIR 2026』がオークラプレステージタワーにて華やかに開催されました。あいにくの空模様でしたが、2年ぶりとあって多くの飲食店関係者が来場。「店を休んででも来たかった」といった熱い声が聞かれ、イベントへの期待の大きさを肌で感じる一日となりました。

来場者数は4,190名を記録(一昨年4,507名)。出展社数は276社(Food部門135社、Wine部門141社)へと増加し、ブース規模も拡大しての開催となりました。あいにくの悪天候をも吹き飛ばす熱気に包まれ、会は盛況のなか幕を閉じました。
今回出展いただいたメーカー様を一部ご紹介します。


㈱アルカン様からは、ワインの醸造に使われるぶどう品種を使用したノンアルコールジュースとネクターをご紹介いただきました。こちらは本場パリの三つ星ホテルでも採用されている本格派で、そのままストレートで楽しめるのはもちろん、あえてシャンパーニュと合わせてカクテル風にアレンジして飲むのも美味しいそうです。


㈱CA.FORM.JAPAN様のブースには、主力のチーズをはじめ、数多くの生ハムが並びました。地産地消が盛んなイタリア国内であっても州外ではなかなかお目にかかれないローカルなチーズや、希少な限定生産品などがあり、来場者は次々にその味を確かめていました。


㈱佐勇様は、もともとは歴史ある呉服店というユニークなバックグラウンドを持つ企業様です。当日はそのルーツを感じさせる、粋な羽織姿のスタッフの方々が来場者をお出迎えされました。ブースには、こだわりのトマトペーストや風味豊かなトマトソースなどの加工品をはじめ、厳選されたモッツァレラチーズが所狭しと並び、圧倒的な存在感を放っていました。


㈱モトックス様のブースには、イタリアを中心としたこだわりのワインがずらりと並びました。インパクト抜群のマグナムボトルのシャンパーニュも用意されており、その豪華な演出に惹きつけられた来場者がこぞってグラスを傾け、ブースの一帯は終始大変な賑わい気を見せていました。


モンテ物産㈱様のブースは、本場の本格的なイタリアンに欠かせない缶商材が棚いっぱいに並び、圧巻のラインナップでした。自慢のパスタ麺とともに、定番のトマト缶やカルチョーフィ(アーティチョーク)缶は、来場者の目を引いていました。
また、大きな見どころとなったのが、一流シェフによるライブクッキングです。目の前で繰り広げられる手際の良い調理パフォーマンスと、出来立ての料理が放つ贅沢な香りが周囲の食欲を刺激し、多くの人々が試食をされていました。

日本におけるナポリピッツァの立役者である『PIZZERIA MANCINI TOKYO』の大西誠氏(写真右から3番目)と、『Pizzeria Da Gaetano』のtomy氏(写真左から3番目)はかつて、本場ナポリピッツァ職人協会(Pizzaiolo)の聖地であるイタリア・イスキア島の『Gaetano本店』にて寝食を共にした兄弟弟子の間柄です。今回のFAIRでは、そんな気心知れた盟友同士による夢のコラボレーションによる至極のピッツア協演が実現。長年培ってきた技術とイタリアへの熱い想いが込められた極上のピッツァに、会場の誰もが舌鼓を打っていました。


センターブースには、日本のイタリアンを牽引する『Piatto Suzuki』の鈴木弥平シェフが登場し、こだわりのパスタが振る舞われました。イタリア料理の真髄を知り尽くした鈴木シェフが、その卓越した技とセンスを注ぎ込んで作り上げる珠玉のパスタ。真剣な表情で調理する姿は心を打つものがありました。試食皿に手が次々伸び、あっという間にお盆は空になりました。


続いて会場を沸かせたのが、日本を代表するトップバリスタである写真左から阿部圭介氏、林大樹氏、時崎仙浩氏、中川直也氏によるエスプレッソの競演です。ブランド別の特徴を最大限に引き出したエスプレッソの飲み比べは、他では味わえない極上の体験。豆の個性や焙煎の違い、抽出の技によって幾重にも変化する奥深い世界。砂糖をたくさん入れて飲むのが本場流で、ほろ苦い味わいは食前・食後を問わず、口の中をキリッと引き締めてくれました。

イベントの終盤には、イタリアンの巨匠・落合シェフが、クルーズ船でのお仕事後、苫小牧から駆けつけてくださいました!目の前で繰り広げられる圧倒的な手際の良さとそのオーラに、会場の視線が集中。立ち上る贅沢な香りと、卓越した技から生み出される一皿は、イベントのフィナーレを飾るにふさわしい圧巻のクオリティ。ウニのパスタは、ソースの甘みとコクがマッチし、絶品でした。
今回の『TATSUMI FOOD&WINE FAIR 2026』は、出展社ブースを増やしたことにより多彩なこだわりと最新トレンドが凝縮された、非常に活気あるイベントとなりました。最大の見どころはやはりライブキッチン。立ち込める香りとプロの鮮やかな手さばきを間近で体感しながら、その場で出来立てのメニューを味わえる演出は、来場者の五感を強く刺激しました。展示会の魅力は、カタログや写真だけでは伝わらない食材のポテンシャルや美味しい食べ方をダイレクトに体感できる点にあります。会は大盛況のうちに幕を閉じました。
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